サクラソウ    

  保護下にある自生個体

サクラソウ
桜草
(サクラソウ科)
Primula sieboldii
原産地:日本各地

平均的開花期: 4月中旬 - 5月上旬

 植栽場所: (1c) 温室周辺

性質:多年草

準絶滅危惧(NT)
河原や山間部の日当たりの良い湿地に生育します。
葉に根生し葉柄があり、凹凸が目立ちます。花は紅紫色からピンク、濃さはさまざまで、白色のものもあります。また江戸時代頃より愛好家により多種多様な花色、花形の園芸品種が生まれて来ました。
本種が生育する場所は河川改修などで失われやすく、準絶滅危惧種となっています。
埼玉県の県花です。


葉、茎、萼片などの腺毛にはプリミンという物質が含まれ、かゆみ、皮膚炎を起こす場合があります。
園芸店で販売されるプリムラ・オブコニカなど外国産のサクラソウ属でも同じようなケースがあります。

サクラソウ科の植物    Primula 属の植物

開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME
てのひら薬草園 v40523
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