アツミゲシ   セティゲルム種 

あへん法により栽培禁止
  赤い花のアツミゲシ

アツミゲシ
渥美罌粟
(ケシ科)
Papaver setigerum
原産地:北アフリカ

平均的開花期: 4月下旬 - 5月下旬

 植栽場所: (6) ケシ・アサ試験区

性質:越年草

草丈30cm-80cmほどでケシ(ソムニフェルム種)よりも小型です。
花の色は紫が多いですが、赤~橙色もあります。
愛知県の渥美半島で帰化個体が見つかったことからアツミゲシの和名がつきました。
繁殖力が強く、空地などにしばしば野生化しています。


ケシ、アツミゲシは麻薬の原料となるモルヒネを含羞しているため、「あへん法」により栽培等が禁止されている「けし」です。
見つけた場合、ご自分で引き抜いたり切り取ったりしないで、東京都薬用植物園へお問い合わせいただくか、東京都保健所までご連絡ください。

ケシ科の植物    Papaver 属の植物

開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME
てのひら薬草園 v40523
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