タマスダレ
玉簾
(ヒガンバナ科)
Zephyranthes candida
原産地:アルゼンチン、ウルグアイ
平均的開花期: 9月上旬 - 10月下旬
植栽場所: (11) 有毒植物区
性質:常緑多年草
南米原産で、日本には明治初期に観賞用としてもたらされたと考えられます。園芸植物として植栽されるほか、人里近くに野生化もみられます。
葉は濃緑色の線形で肉厚、常緑性です。
秋に白色の花を多数咲かせます。
有毒成分 全草、とくに鱗茎
有毒部分 アルカロイド(リコリン)
全草にヒガンバナと同じアルカロイドを含みます。
鱗茎や細長い葉をノビルやニラなどと間違えて食べ、嘔吐、けいれん、下痢などを起こした例があります。