ハカマオニゲシ
袴鬼罌粟
(ケシ科)
Papaver bracteatum Lindl.
平均的開花期: 5月上旬 - 5月下旬
植栽場所: (6) ケシ・アサ試験区
性質:多年草
高さ70cm-1mになる多年草で、葉は羽状に深く切れ込み、全体に白色の剛毛があります。
花は深紅色で、花弁の数は4-6枚、花弁の基部に黒い斑紋があります。
通常、花の下に5-7枚の苞葉(ほうよう)がつきます。苞葉はつぼみのときからあり、花が終わって果実になっても残っています。
ハカマオニゲシはオニゲシとよく似ていていますが、通常は花の色(深紅色)と苞葉の数(5-7枚)で見分けることができます。
全草、とくに果実・根にテバインを含有し、麻薬及び向精神薬取締法により栽培等が禁止されている「けし」です。