ハナスゲ
花菅
(ユリ科)
Anemarrhena asphodeloides
原産地:中国東北部
平均的開花期: 6月上旬 - 7月上旬
植栽場所: (2) 漢方薬原料植物区
根茎 生薬名: チモ (知母)
第十八改正日本薬局方 収載
漢方処方用薬:解熱薬その他の処方に配剤(白虎湯、酸棗仁湯、辛夷清肺湯ほか)
【成分】 チモサポニンA-I, II, III など
性質:多年草
和名は、カヤツリグサ科のスゲ属に似た細長い線形の葉を茂らせ、スゲ属よりは目立つ花(といっても花径6mmほど)をつけることに由来するとされます。
ただし花は夜間にのみ開花するため、開園時間中には閉じています。