アミガサユリ
編笠百合
(ユリ科)
Fritillaria verticillata var. thunbergii
原産地:中国
平均的開花期: 3月上旬 - 4月上旬
植栽場所: (2) 漢方薬原料植物区 (13) 林地
鱗茎 生薬名: バイモ (貝母)
第十八改正日本薬局方 収載
漢方処方用薬:鎮咳、去痰、消炎作用(滋陰至宝湯ほか)
【成分】 ステロイドアルカロイド(ベルチシンなど)
性質:多年草
江戸時代ころに中国から導入され、現在では人里近くに野生化している事もあります。
葉の先端が巻きひげ状に細長く伸びて、他のものにつかまります。
花は緑白色で、内側には薄い紫褐色の網目模様があり、和名の由来になったと考えられます。