ナツシロギク
夏白菊
(キク科)
Tanacetum parthenium
原産地:アジア西部、バルカン半島
平均的開花期: 6月中旬 - 7月中旬
植栽場所: (9) 染料香料植物区
地上部
ヨーロッパの民間薬(解熱、鎮痛)、虫よけ
【成分】 精油(カンファー、ボルネオール)、タンニン等
性質:多年草
葉は羽状に深く分かれ互生します。花は直径3cmほどの頭状花序で、夏(から秋)に咲きます。
ヨーロッパでは地上部を解熱等の目的で民間薬として用います。
花が数多く咲くため花壇などにも使われます。かつて、カミツレ(ジャーマンカモミール)と同じMatricaria属に分類されていたことがあり、園芸では当時の属名からマトリカリアとも呼ばれます。