ウラルカンゾウ
ウラル甘草
(マメ科)
Glycyrrhiza uralensis
原産地:中国、モンゴル、シベリア
平均的開花期: 6月上旬 - 7月中旬
植栽場所: (2) 漢方薬原料植物区
根およびストロン 生薬名: カンゾウ (甘草)
第十八改正日本薬局方 収載
漢方処方用薬:滋養・調和・緩和・消炎・去痰(甘草湯)
【成分】 グリチルリチン酸等
性質:多年草
乾燥地帯を原産とする植物です。
根およびストロン(走出茎)は、重要な生薬です。
また、食品の甘味料としても利用されています。
■カンゾウの筒栽培
カンゾウは、垂直に立てた塩ビ管に植えてあります。これは筒栽培(つつさいばい)といい、根やストロンがまっすぐ下に伸びるので収穫がしやすく、また水や肥料の量の管理を行いやすい利点があります。
現在、各研究機関においてカンゾウの筒栽培が行われており、当園でも上記の理由により導入しています。