アカマツ
(マツ科)
Pinus densiflora
原産地:北海道~九州、朝鮮半島、中国東北部
平均的開花期: 4月上旬 - 5月上旬
植栽場所: (15) 正門・駐車場付近 (1c) 温室周辺
分泌物から精油を除いて得た樹脂 生薬名: ロジン (Rosin)
別名:コロホニウム
第十八改正日本薬局方 収載
軟膏基剤、絆創膏の粘着付与剤
【成分】 樹脂酸(アビエチン酸など)
材またはバルサムを水蒸気蒸留して得た精油 生薬名: テレビン油
第十八改正日本薬局方 収載
局所刺激薬として神経痛などに外用(塗布)
【成分】 α-ピネン、β-ピネン
性質:常緑高木
山地の、土壌の痩せた尾根筋に分布する常緑高木です。自然林を伐採したあとの二次林にもよく生え、身近に見られるマツです。
球果(松かさ)は、開花の翌年の秋に成熟し、翼のある種子を散布します。
木材は燃やすと火力が強く、古くから製鉄や焼き物などの熱源として使われてきました。
北海道苫小牧市にアカマツ林が分布し、北限地とも考えられますが、人為的に植栽されたものという見方もあります。
開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME