オナモミ
葈耳 蒼耳
(キク科)
Xanthium strumarium
原産地:アジア大陸。日本には古い時代に帰化
平均的開花期: 8月中旬 - 9月中旬
果実: 9月上旬 - 10月上旬
植栽場所: (5) 民間薬原料植物区
果実(偽果) 生薬名: ソウジシ (蒼耳子)
漢方処方用薬:解熱、発汗、鎮静(蒼耳散ほか)
【成分】 脂肪油(リノール酸等)
性質:一年草
絶滅危惧II類(VU)
雌雄異花で、茎の先端に雄花序、その下に雌花がつきます。
果実(偽果)にはトゲが多数あって服などに付着します。
身近に見かけるのは、北アメリカ原産のオオオナモミ、南アメリカ原産のイガオナモミがほとんどです。
在来のオナモミは数を減らし、絶滅危惧種となっています。