キキョウ
桔梗
(キキョウ科)
Platycodon grandiflorum
原産地:日本、中国、朝鮮半島
平均的開花期: 7月中旬 - 9月下旬
植栽場所: (2) 漢方薬原料植物区 (13) 林地
根 生薬名: キキョウ (桔梗根)
第十八改正日本薬局方 収載
漢方処方用薬:消炎排膿、鎮咳去痰薬(桔梗湯、排膿散及湯)
【成分】 サポニン(プラチコジンD)など
性質:多年草
絶滅危惧II類(VU)
秋の七草としても親しまれているキキョウは、薬用植物としても知られています。
漢方処方のほか、鎮咳去痰を目的とする生薬製剤にも配剤されています。
野生のキキョウは高さが1メートル、あるいはそれ以上になります。鉢植えなどで見かける背の低いキキョウは園芸品種です。
野生のキキョウは山地の草原などに主に生育しますが、園芸目的の採取、草地の植生遷移(森林化)や開発などにより、個体数が減少し、絶滅危惧植物に指定されています。
開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME