グロリオサ
(ユリ科)
Gloriosa spp.
原産地:(園芸品種)
平均的開花期: 6月上旬 - 7月下旬
植栽場所: (1c) 温室周辺
性質:多年草
つる性の植物で、葉の先端が巻きひげになり、他のものに絡みついて成長します。
グロリオサ属には数種が知られ、大輪で花束などによく使われるロスチャイルディアナ G. rothschildiana、およびスリムな花被片のスペルバ(スーパーバ) G. superbaがよく知られています。
有毒部分:全草 とくに塊茎
有毒成分:アルカロイド(コルヒチン)など
誤食すると嘔吐、下痢、呼吸麻痺などを起こし、多量の場合は命にかかわります。
塊茎(いわゆる球根)は細長い形で、これをヤマノイモやナガイモと間違えて食べ、死亡に至った事例もあり、注意が必要です。