クサノオウ
瘡の王
(ケシ科)
Chelidonium majus var. asiaticum
原産地:日本、中国、朝鮮半島
平均的開花期: 4月中旬 - 8月中旬
植栽場所: (11) 有毒植物区 (13) 林地
性質:越年草
草地や林縁などにみられます。
春から夏にかけて、黄色い4弁の花を咲かせます。
植物体を傷つけると黄色い汁液が出ます。
当園では、有毒植物区に植栽しているほか、林地周辺部において自生状態のものが観察できます。
有毒部分:全草
有毒成分:アルカロイド(ケリドニン他)
モルヒネ様の作用があり、誤って食べると、胃腸粘膜のただれ、呼吸麻痺などを起こします。