ニリンソウ    

  花の拡大。雄しべの葯は白っぽい

ニリンソウ
二輪草
(キンポウゲ科)
Anemone flaccida
原産地:本州、四国、九州

平均的開花期: 3月中旬 - 4月下旬

 植栽場所: (12) ロックガーデン

性質:多年草

平地から山地の樹林、林縁などの湿り気のある場所に生育し、しばしば群生します。
花は直径2-3cmで白色、花弁のようにみえるものは萼片で、通常5枚、ときに6-8枚あります。


1本の花茎につく花は、必ずしも2輪とは限らず、1-4輪の範囲でいろいろ見られるので、花の数だけではイチリンソウとの区別の決め手にはなりません。
花茎の葉に柄がないことは、ニリンソウの特徴です。

春の芽生えを山菜としても利用しますが、同時期のトリカブト類(有毒)の芽生えもよく似ており、中毒事故が毎年のように発生しています。
ニリンソウは春先に白い花を咲かせます。初心者は白い花を確認して摘みましょう。

キンポウゲ科の植物    Anemone 属の植物

開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME
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