ミミガタテンナンショウ
耳形天南星
(サトイモ科)
Arisaema limbatum
原産地:日本(東北地方太平洋側、関東、四国)
平均的開花期: 3月下旬 - 4月中旬
植栽場所: (11) 有毒植物区 (13) 林地
性質:多年草
花を覆っている苞葉(仏炎苞=ぶつえんほう)が左右に張り出しているのを、耳になぞらえて「耳形」の名前がついたといわれます。
葉は2枚で、5~9個程度の小葉をもつ掌状複葉です。
葉が開ききる前から花が開きます。
有毒植物区に植栽しているほか、林地内で自生状態のものが多数観察できます。
有毒部分:全草。とくに球茎、液果
有毒成分:蓚酸カルシウムの針状結晶
口にすると、舌やのどに刺激があり、強い炎症を起こします。