カラスビシャク
烏柄杓
(サトイモ科)
Pinellia ternata
原産地:日本、中国、朝鮮半島
平均的開花期: 5月中旬 - 7月下旬
植栽場所: (2) 漢方薬原料植物区
塊茎 生薬名: ハンゲ (半夏)
第十八改正日本薬局方 収載
漢方処方用薬:鎮吐・去痰・鎮静(小半夏加茯苓湯ほか)
【成分】 アミノ酸類、脂肪酸類等
性質:多年草
各地の山野、畑などに生育する多年草です。
葉は単葉、または3枚の小葉からなる複葉で、葉柄の途中と複葉の付け根には「むかご」ができて、この「むかご」でも繁殖します。
地下には直径1-2cmの、やや扁平な球形の塊茎があって、薬用に用います。