ニチニチソウ
日々草
(キョウチクトウ科)
Catharanthus roseus
原産地:マダガスカル
平均的開花期: 6月上旬 - 10月上旬
植栽場所: (7) 製薬原料植物区
全草
白血病、悪性リンパ腫等に用いる抗腫瘍剤の抽出・製造原料
【成分】 ビンカアルカロイド(ビンクリスチン等)
性質:一年草
花色が多彩に改良されて、夏の園芸植物としてなじみ深いニチニチソウは、医薬分野では抗がん剤の製造原料として利用されています。
有毒部分 全草
有毒成分 ビンカアルカロイド(ビンクリスチン、ビンブラスチンなど)
抗腫瘍作用をもつ物質は同時に毒性もあり、確実な量的管理のもとで精製して医薬品原料とします。一般の方が手軽に薬草として利用できるような植物ではありません。