トウキ
当帰
(セリ科)
Angelica acutiloba
原産地:日本
平均的開花期: 6月上旬 - 8月下旬
植栽場所: (2) 漢方薬原料植物区
根 生薬名: トウキ (当帰)
第十八改正日本薬局方 収載
漢方処方用薬:生理異常、貧血、冷え性の処方に配合(当帰芍薬散ほか)
【成分】 精油(リグスティライドなど)
性質:多年草
セロリの匂いをより強くしたような、独特の匂いがあります。
花は白色で、花火のような複散形花序を数多くつけます。しかし花が咲くと、薬用部分とする根が充実しません。そこで生薬の生産においては良質な根を得るために「芽くり」という作業をおこない、花を咲かせないように栽培します。