ムサシアブミ
武蔵鐙
(サトイモ科)
Arisaema ringens
原産地:本州関東地方以西、四国、九州、朝鮮半島、中国
平均的開花期: 4月中旬 - 5月中旬
植栽場所: (1c) 温室周辺
性質:多年草
関東地方以西の、おもに海岸に近い林内に生育します。
花の形が、武蔵の国で作られていた馬具の「あぶみ」(鐙)に似ていることから付いた名前と言われています。
葉は2枚で、2枚とも三出複葉です。
有毒部分:全草。とくに球茎、液果
有毒成分:蓚酸カルシウムの針状結晶
口にすると、舌やのどに刺激があり、強い炎症を起こします。