エゴマ
荏胡麻
(シソ科)
Perilla frutescens var. japonica
原産地:東南アジア
平均的開花期: 8月下旬 - 9月下旬
植栽場所: (5) 民間薬原料植物区
種子の油 (荏油)
和傘等の防水加工、ペイントの原料、印刷インキ原料、食用油
種子
食用(ゴマの代用)
葉
食用(韓国料理等で広く利用)
性質:一年草
アオジソとは変種の関係にあり、姿は似ていますが香りが異なります。
荏油(エゴマ油)は乾性油で、中世日本では和傘、提灯などの防水塗料として用いられていました。
また、明かりを灯すための燃料油として、寺社などで用いられていましたが、その後ナタネ油が普及し、江戸時代以降はあまり用いられなくなりました。
近年食用油として「しそ油」等の名称で市販されている製品には、エゴマ油のものもあります。