モリアザミ    

 

モリアザミ
森薊
(キク科)
Cirsium dispacolepis
原産地:本州、四国、九州

平均的開花期: 7月上旬 - 9月上旬

 植栽場所: (1c) 温室周辺


山ごぼうと称して漬物などで食用とする

性質:多年草

山地の草原などに生育する多年草です。
頭花は直径3cmほどで赤紫色、総苞片は長く、やや反り返って側方に拡がります。
根は太く食用になります。土産物店などで見かける「山ごぼうの漬物」は、おもに本種モリアザミの根です。


名前を勘違いして、北米原産の有毒植物であるヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)の根を誤食し中毒する事故が起きており、注意が必要です。
ヨウシュヤマゴボウは市街地の空地などに帰化、野生化していますが、モリアザミは山地に生え、市街地には自生しません。

キク科の植物    Cirsium 属の植物

開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME
てのひら薬草園 v40523
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