新常用和漢薬集
名称 |
ケツメイシ
(決明子)
第十八改正日本薬局方 収載
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英名 | Cassia Seed | 生薬ラテン名 | CASSIAE SEMEN |
生薬名:ケツメイシ |
植物名:エビスグサ,Cassia tora |
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基原 | エビスグサCassia obtusifolia Linné又はCassia tora Linné(Leguminosae マメ科)の種子 | ||
調製 | |||
産地 |
中国 Cassia obtusifoliaの系統種は江蘇,安徽,四川省など C. toraの系統種は広西自治区,雲南省など |
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性状 |
短円柱形を呈し,長さ3 ~ 6 mm,径2 ~ 3.5 mmで,一端は鋭くとがり,他の一端は平たんである.外面は緑褐色~褐色で艶があり,両側面に淡黄褐色の縦線又は帯がある.質は堅い.横切面は円形又は鈍多角形で,ルーペ視するとき,胚乳中に屈曲する暗色の子葉がある. 砕くとき特異なにおい及び味がある. |
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成分 |
アントラキノン誘導体:emodin, obtusifolin, obtusin, chryso-obtusin, aurantio-obtusin(日局18確認)及びそれらの配糖体 ナフトピロン誘導体とその配糖体:rubrofusarin, norrubrofusarin, cassiaside B2, cassiaside C2など |
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選品 | 完熟充実し,光沢のあるものが良い. | ||
適応 | 消炎・緩下・利尿作用があり,はぶ茶と称し,緩和な便通を目的として,使用する. | ||
漢方 処方例 |
漢方処方には用いられていない. | ||
貯法 | 密閉容器 | ||
備考 | 民間薬として使用される. | ||
情報更新日 2022/05/14 |