東京生薬協会では昭和30年『常用和漢薬集』を発刊、昭和48年には大幅に見直し『新常用和漢薬集』を、次いで昭和53年には改訂版の『新常用和漢薬集』第2版を発刊してまいりました。
生薬の参考書は数多く発行されていますが、当協会の『新常用和漢薬集』は手軽なハンディタイプで使い易く、内容も要領良くまとめられ好評を得ています。
今般日本薬局方第17改正が行われたことを受け、本ホームページ掲載品を局方準拠にすべく修正作業を行って参りました。特に「成分」につきましては大幅に加筆され、科学の進歩を確認する結果となりました。各論をご覧頂きたくお願いします。
また、現在生薬の使用範囲も広がり、消費量を増加し、殆どの生薬が野生品から栽培品へと移行も進んでおり、収載品目に反映すべく努力をして居ります。時間・労力に限りがあり、一度に冊子として刊行することが出来ませんが、今後も整備されたものから順次、ホームページで紹介してまいります。