公益社団法人東京生薬協会

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東京都薬用植物園　ケシの開花状況【2023/05/02現在】

2023.05.02（火） 掲載

東京都薬用植物園のケシ・アサ試験区におけるケシ属植物の開花状況を、本ウェブサイトにてご紹介いたします。

ケシ・アサ試験区の状況（5月2日）
画面手前のソムニフェルム種各種が咲きました。右の紫色（濃淡2種）はトルコ種、その左の白い花は一貫種です。
奥のハカマオニゲシ（ブラクテアツム種）も開花が続いています。


ケシ（ソムニフェルム種）　＊あへん法により栽培禁止
白い花の一貫種が咲きました。この先1週間ほどは開花見頃と予想されます。


一重咲き紫色で、比較的背丈の低い園芸種です。園芸種といってもわが国ではあへん法により栽培禁止です。


八重咲きの園芸種（カーネーション咲き）の、赤色のものです。花の中心付近には弁化していない雄しべと雌しべを備えており、自家受粉により系統維持することができます。


アツミゲシ（セチゲルム種）　＊あへん法により栽培禁止
紫色と赤紫色の品種、いずれも多くの花が咲き続けています。


ハカマオニゲシ（ブラクテアツム種）　＊麻薬及び向精神薬取締法により栽培禁止
花の数が増えています。花の下には「ハカマ」の由来である苞葉（ほうよう）があります。

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