【新着情報・ご案内】
東京都薬用植物園 ケシの開花状況【2019/05/04現在】
2019.05.04(土) 掲載
東京都薬用植物園のケシ・アサ試験区におけるケシ属植物の開花状況をお知らせしています。本日より概ね週に1-2回の頻度で、随時更新いたします。最新日付のページをご確認ください。
*写真はそれぞれ、クリックで拡大してご覧になれます。
*ケシのパネル展および外柵の開放は、5/2(木)から5/18(土)まで実施中です。
ケシ・アサ試験区の状況(5月04日)
紫色のトルコ種が多く咲いていますが、他の品種も咲き始めています。
ケシ(ソムニフェルム種) *あへん法により栽培禁止
白い花の一貫種は、花数が増えてきました。まだ多くは蕾です。
蕾を覆っている緑色の外被は萼片です。咲き始めるとき、萼片を脱ぐようにして花弁が現れ、萼片が落下します。これを散萼(さんがく)といい、ケシ科の花には広くみられる性質です。
紫色の花を咲かせるトルコ種では、早くに咲いた花は、さく果になっています。
ソムニフェルム種の園芸種です。
(注:園芸種と言っても我が国の法律では栽培禁止です。)
八重咲きの品種が開花しました。多数の蕾がありますのでしばらく開花が見られます。
アツミゲシ(セチゲルム種) *あへん法により栽培禁止
アツミゲシも引き続き開花中です。
ハカマオニゲシ(ブラクテアツム種) *麻薬及び向精神薬取締法により栽培禁止
引き続き開花しています。
冷房室の「青いケシ」の状況(5月04日)
青いケシが咲きました!
昨日の午後より散萼が進み、最初の開花を確認しました。
じゅうぶんな数の蕾がありますので、しばらく開花が続く見込みです。
*青いケシは、法による規制がありませんので一般家庭でも栽培可能ですが、暑さ対策が重要になります。