【新着情報・ご案内】
東京都薬用植物園 ケシの開花状況【2021/04/26現在】
2021.04.27(火) 掲載
2021年(令和3年) ケシ開花状況の掲載について既にご案内のとおり、感染拡大防止の観点から、東京都薬用植物園は臨時休園中です。
休園期間が延びている現状に鑑み、ケシ・アサ試験区におけるケシ属植物等の開花状況を本ウェブサイトにてご紹介いたします。
ケシ・アサ試験区の状況(4月26日)
画面奥にケシ(ソムニフェルム種)各品種を植えています。手前の開花はアツミゲシ(セチゲルム種)です。
昨年よりも開花が早まっているのは、春先に気温の高い日が多かったためと思われます。
ケシ(ソムニフェルム種) *あへん法により栽培禁止
白い花の一貫種が既に一部開花しています。まだ大部分は蕾です。
紫色の花を咲かせるトルコ種です。昨年より1週間ほど早い開花となりました。
ソムニフェルム種の園芸種、桃紫色八重咲きです。
(注:園芸種も我が国の法律により栽培禁止です。)
アツミゲシ(セチゲルム種) *あへん法により栽培禁止
赤紫色の品種です。左手には花後の「さく果」が見えています。花弁の形が整っていないのは、風に花弁がなびいているためです。
紫色の品種も開花しています。
ハカマオニゲシ(ブラクテアツム種) *麻薬及び向精神薬取締法により栽培禁止
既に開花数が増えています(昨年は5月に入ってからの開花でした)。花のすぐ下には、特徴的な苞葉がみられます。