里山や山林の乾いた場所に多く生育する落葉小低木ないし亜低木で、晩秋に咲いた花が結実して柔らかな冠毛が見えてきました。茎が木化して硬くなり越冬するので、木本植物に分類されていますが、低木と草の中間的な植物、という意味で「亜低木」という分類をすることもあります。 ふわふわした冠毛は、当園のものはベージュ色ですが、各地の自生個体の中にはピンク色が目立つものもあります。 冬の強い季節風に乗って痩果(種子)が散布されます。 【分布】本州東北以南太平洋側、四国、九州