公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ジギタリス

(ゴマノハグサ科 新体系ではオオバコ科)

有毒植物

 

撮影日 2020-05-28

植物のある場所 製薬原料植物区

初夏のイングリッシュガーデンを彩るジギタリスは、薬用植物としての歴史をもち、同時に有毒植物でもあります。
作用の激しい強心配糖体を含み、素人療法へ用いることは厳禁です。
なお、新しいAPG IIIおよびIV分類体系では、オオバコ科に分類されています。
【別名(和名)】キツネノテブクロ
【薬用部分】葉
【用途】ジギトキシン(強心利尿薬)などの製造原料とされたが、一般の使用は不可
【成分(有毒)】強心配糖体(ジギトキシンなど)
【原産地】ヨーロッパ

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