モモと近縁な落葉高木です。硬い核の中にある種子を種実類(ナッツ)として利用します。モモの果肉に相当する中果皮は成熟すると水分を失うため、食用にしません。 ヨーロッパへは紀元前500年ころに導入されたとみられ、近代19世紀末からは米国カリフォルニアで大規模に生産されるようになりました。 夏に乾燥する気候が適し、多雨な日本では果実・種子の生産が困難ですが、モモに似た大きく優美な花を楽しむことができます。 【原産地】西アジアから中央アジア