季節の花(東京都薬用植物園)
ムラサキセンブリ
(リンドウ科)
準絶滅危惧(NT)
撮影日 2019-11-02
植物のある場所 温室裏ほか
昭和20年頃の日本薬局方(第5改正)ではセンブリとともに生薬センブリ(当薬)の基原植物でしたが、苦味成分が少なく市場性も薄いため、その後除外されています。
野生のムラサキセンブリは自生地の開発などにより減少し、準絶滅危惧種に指定されています。
花はセンブリよりも大きく青紫色が鮮やかで、イブニングスターの流通名で切花などの観賞用花卉としても栽培されています。
【分布】日本(本州関東ないし中部地方以西、四国、九州)