公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

コセリバオウレン

(キンポウゲ科)

 

撮影日 2025-02-15 見頃!

植物のある場所 ロックガーデン

セリバオウレンやキクバオウレンと同じオウレン Coptis japonica の変種のひとつで、葉が細かく分岐して2回三出複葉になり、各小葉が小型のものです。
画像ではチャボリュウノヒゲと混生しており、少々判りにくくなっていますが、プレーンパセリのような切れ込んだ複葉が、コセリバオウレンの葉です。
花は、セリバオウレンやキクバオウレンと同様です。
日本薬局方の記載に基づけば、本種も生薬オウレンの基原植物に適合しますが、全体に繊細で小柄な地上部に呼応して、地下の根茎も細いため、生薬としての市場性が乏しく、わが国の生薬の流通において、コセリバオウレン由来のものはほぼ皆無です。
【分布】本州および四国の冷温帯・暖温帯

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