公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ムラサキシキブ

(クマツヅラ科 新体系ではシソ科)

 

撮影日 2022-06-14

植物のある場所 林地

平地、丘陵、低山地の林内、林縁に多い落葉低木で、2~5mほどの高さになります。秋に結実する紫色の果実が有名ですが、梅雨どきに咲く花もやはり紫色をしています。
黄色い雄しべとの対比が色あざやかで、花の近くではほのかな芳香も感じられ、花の魅力も捨てがたいものがあります。
なお、ムラサキシキブ(紫式部)の名称で流通・販売されている、果実がたわわに実る株立状の灌木は、コムラサキという別種で、自然では湿地にまれにみられるものです。
ムラサキシキブ属は新しいAPG分類体系においてシソ科に含められています。
【分布】北海道南部~九州

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