公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

セイヨウノコギリソウ

(キク科)

 

撮影日 2022-06-08

植物のある場所 染料香料植物区

小型の頭状花序を多数つけるキク科のハーブで、観賞用にも植えられることがあります。
原産地の草原では普通種で、花の色は白色のほか淡紅色のものもみられます。近年は日本の路傍などにも野生化していることがあります。
葉は2回羽状に細かく切れ込んだ繊細な葉で、「ノコギリ」らしさはありません。ノコギリソウの名は、日本にある在来のノコギリソウの葉の形状に由来しています。
【別名】ヤロー、コモンヤロー
【利用部分】地上部
【用途】ヨーロッパの民間薬として、外傷の止血・消炎などに用いる
【成分】精油(アズレン)、アルカロイド(アキレイン)など
【原産地】ヨーロッパ、西アジア

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