公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

モモ

(バラ科)

 

撮影日 2019-04-09

植物のある場所 漢方薬原料植物区

桃の花は旧暦3月の桃の節句の頃、現在の暦では4月に開花します。
新暦3月3日に咲いているモモは促成栽培しています。
モモの果肉の中心にある硬い「核」を割ると、中に種子が1個入っています。
この種子をトウニン(桃仁)と称し、漢方処方用薬とします。

【生薬名】トウニン(桃仁)
【薬用部分】種子
【用途】漢方処方用薬:駆瘀血・潤腸(桃核承気湯・潤腸湯ほか)
【成分】青酸配糖体(アミグダリン)、脂肪油ほか
【原産地】中国

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