公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

イカリソウ

(メギ科)

 

撮影日 2019-04-09

植物のある場所 ロックガーデン、民間薬原料植物区、林地

特徴的な「距」を広げた花が咲きました。
同属のトキワイカリソウ、キバナイカリソウ、中国原産のホザキイカリソウとともに、生薬「インヨウカク」として利用されます。

【生薬名】インヨウカク(淫羊霍)
【薬用部分】地上部
【用途】民間療法で補精・強壮薬として煎じたり、酒に浸して服用される。
【成分】フラボノイド(イカリイン)など、根と茎にはアルカロイド(マグノフロリン)を含有
【分布】北海道、本州太平洋側

新常用和漢薬集「インヨウカク」

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