公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

タチツボスミレ

(スミレ科)

 

撮影日 2025-03-28 見頃!

植物のある場所 林地、ロックガーデンほか

日本に50~60種が知られるスミレ属の中でも、最も身近に見られる野生種で、日本列島が分布の中心とみられています。
都市部のアスファルトの隙間から山地の林縁や草地、さらに亜高山帯まで広い分布をもち、明るい紫色の花を咲かせます。
個体数が多いだけに変異の幅も広く、花の大きさに変異がみられるほか、花がほぼ白色で距の部分のみ淡紫色の花を咲かせるオトメスミレ、稀にみられる純白色のシロバナタチツボスミレ、葉脈が赤紫色を呈し、花の色が濃いアカフタチツボスミレなどの品種も知られています。
【分布】北海道から九州、台湾、朝鮮半島、中国大陸の一部

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