公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

シオン

(キク科)

絶滅危惧II類(VU)

 

撮影日 2020-09-16

植物のある場所 漢方薬原料植物区

山地の湿ったところに生育する多年草で、1.5-2mほどに直立した茎に多数の頭状花序を咲かせます。花が美しいため、宿根草花壇などにもよく植えられています。
野生の個体は湿地植生の変化や園芸用の採取などにより数を減らしており、絶滅危惧植物に指定されています。
【生薬名】シオン(紫菀、紫苑)
【薬用部分】根および根茎
【用途】漢方処方用薬:鎮咳、去痰(射干麻黄湯ほか)
【成分】サポニン(アスターサポニン)など
【分布】日本(中国地方・九州)、朝鮮半島、中国(北部・東北部)、モンゴルなど

新常用和漢薬集「シオン」

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