季節の花(東京都薬用植物園)
ゲンノショウコ
(フウロソウ科)
撮影日 2020-09-29
植物のある場所 民間薬原料植物区、ほか園内各所
花は白~淡いピンクのものと紅紫色のものがあり、一般には東日本に白、西日本に紅紫色が多いとされますが、同じ自生地で混在することもあります。
民間薬原料植物区の紅紫色のゲンノショウコは今年移植して株を養生中のため花数が少なめですが、温室裏ほか園内各所にも咲いていますので、そちらも観察してみてください。
【生薬名】ゲンノショウコ(現の証拠)
【薬用部分】地上部
【用途】整腸薬として、主に止瀉を目的として煎用する
【成分】フラボノイド(クエルセチン他)、タンニン(ゲラニイン他)
【分布】北海道~九州・奄美大島、朝鮮半島、台湾、中国中部、ロシア極東地方