公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

リョウリギク

(キク科)

 

撮影日 2022-11-01

植物のある場所 民間薬原料植物区ほか

キク品種の花は概ねどれも食べることができますが(下記*も参照)、それらのうち苦味が穏やか、かつ香りが良好で、食用目的で栽培されるキクの品種群があり、リョウリギク(料理菊)あるいは食用菊と呼ばれています。多くは花弁が管状で重ねが厚く、食感にすぐれることも特徴と言えます。
黄色の品種「金唐松」「阿房宮」や、桃紫色の「延命楽」(通称「もってのほか」)など、東北地方で多くの品種が発達しました。

*食用を目的とせず観賞用として栽培・流通しているキクの鉢植えや切花は、用いている農薬等の種類が違いますので、それを食用とすることは避けましょう。
【利用部分】頭花
【用途】食用(酢の物、和え物、天ぷらなど)
【原産地】中国

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