季節の花(東京都薬用植物園)
ホウライショウ
(サトイモ科)
撮影日 2022-11-16
植物のある場所 温室
種にもよりますが、成長した植物の葉には深い切れ込みや穴があり、その奇怪な様子から怪物(モンスター)を意味する属名をもちます。
本種ホウライショウ M. deliciosa は、モンステラ属の中でもよく知られた大型種で、ところどころに穴の空いた、羽状深裂の葉をほぼ水平に広げます。
かなり大型となるため、一般家庭で栽培するには広い部屋が必要で、温度も年間を通じて最低10〜15℃は欲しいところです。
花はサトイモ科らしい肉穂花序で、それを包む仏炎苞の長さは20cmを超える大きなものです。