季節の花(東京都薬用植物園)
ツワブキ
(キク科)
撮影日 2022-11-05
植物のある場所 民間薬原料植物区、有用樹木区樹下など
若葉の葉柄を材料として、フキと同じく「きゃらぶき」を作ることもあります。ツワブキで作ったきゃらぶきは、ねっとりした食感になります。もっとも、キク科の中でツワブキ属はフキとは縁が遠く、むしろマルバダケブキなどを含むメタカラコウ属に近い植物で、古くはメタカラコウ属へ分類されることもありました。
【生薬名】タクゴ(橐吾)
【薬用部分】葉、根茎
【用途】腫れ物、打ち身、捻挫などに外用
【成分】青葉アルデヒド(ヘキセナール)、精油
【分布】東北南部〜沖縄、台湾、朝鮮半島南部、中国南部