公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

キクザキリュウキンカ

(キンポウゲ科)

 

撮影日 2023-03-04

植物のある場所 温室裏

地下に大豆サイズの塊茎を多数つけており、繁殖力が強い。

ヨーロッパ原産の多年草です。植物体や花のサイズ、葉の色などに変異が多く、園芸品種も多く知られています。小型のものはヒメリュウキンカと呼ばれることもあります。
性質強健で、地下部には豆粒のような小塊茎を多数形成します。このため繁殖力も強く、逸出・野生化しやすく、都市近郊の丘陵や山かげなどの湿った場所に群落をつくっている状況も近年では見受けられます。
満開時には確かに美しいのですが、この状況は日本在来の春植物などとの競合が懸念されます。
当園では、温室裏の限られた区画から逸出しないように栽培しています。
【原産地】ヨーロッパ

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