季節の花(東京都薬用植物園)
ムラサキウマゴヤシ
(マメ科)
撮影日 2023-05-13
植物のある場所 製薬原料植物区
日本には元来分布しませんでしたが、明治初期に牧草として導入され、各地に野生化しています。
別名アルファルファでも知られ、本種の種子を暗所で芽生えさせた「アルファルファもやし」は、食品としてもよく見かけます。
発酵(腐敗)した本種の植物体に生じるクマリン二量体である、ジクマロールの構造を元として、抗凝血薬ワルファリン(ワーファリン)が開発されました。
【原産地】地中海沿岸から小アジア。日本各地に野生化