公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ヤマジノギク

(キク科)

 

撮影日 2021-10-13

植物のある場所 正門から温室へ至る園路

キク科シオン属で、東海地方以西の乾いた草原にみられる野草であるヤマジノギクを、大分県農林水産研究指導センターの花き研究所にて、50年以上の年月をかけて品種改良し、園芸化した花です。
数あるキク科の生花の中でもとりわけ鮮やかな紫色系の発色が持ち味で、10月から12月にかけての切花として、全国へ出荷されています。
公益社団法人東京生薬協会が平成27年より大分県杵築市において生薬栽培指導を行っております関係で、展示用として特別に同センターと譲渡契約を結び、東京都薬用植物園内に植栽しております。
【分布】本州東海地方以西・四国・九州。本種は改良品種。

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