公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

オオボウシバナ

(ツユクサ科)

 

撮影日 2020-07-08

植物のある場所 染料香料植物区

ツユクサの変種(栽培種)で、花の大きさが4cmほどになります。花の色素を利用するために栽培されます。
この青色色素はコンメリニンとよばれ、水で希釈してゆくと色を失う性質により痕を残さず洗い流せるため、友禅染の下絵描きに用いられます。
ボウシバナ(帽子花)とはツユクサの別名で、花序を包んでいる半円形の苞を、帽子に見立てた名前と言われています。
ツユクサと同様、昼頃には花がしぼむため、観察は午前中がおすすめです。
【別名】アオバナ
【利用部分】花弁
【用途】青色染料:友禅染等の下絵用
【原産地】日本 ツユクサからつくられた栽培種

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