公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

オオバギボウシ

(ユリ科 新体系ではキジカクシ科)

 

撮影日 2021-06-21

植物のある場所 林地

6/22より開園中

山地に多く、林縁や草原に生育する多年草です。花はコバギボウシよりも大きな花序となり、白色に近い淡い紫色です。
若葉を「うるい」と称し、山菜として食用にすることでも知られますが、芽生えの時期は、同じような場所に生じる有毒なバイケイソウやシュロソウに注意が必要です。
ギボウシの仲間は、日本薬局方で用いられている植物分類法の新エングラー体系ではユリ科とされていますが、新しく登場したAPG III/IV体系ではキジカクシ科とされます。
【分布】北海道南西部〜九州

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