公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ヨモギギク

(キク科)

有毒植物

 

撮影日 2021-07-05

植物のある場所 民間薬原料植物区

全草に強い香りをもつ多年草で、中世ヨーロッパでは既に民間薬として用いられた植物です。
かつては儀式用の料理や薬酒などにも用いたようですが、精油成分に毒性をもちます。
このため現在は食用、内服用には使用せず、わが国では花の観賞用として栽培されることも多くなっています。
【別名】タンジー(tansy)
【用途】駆虫、殺虫
【成分】精油(β-ツヨン、カンファー)、タンニンなど
【原産地】ヨーロッパからアジア

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