公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

キンミズヒキ

(バラ科)

 

撮影日 2022-08-30

植物のある場所 民間薬原料植物区、林地

平地から山地までの、草地や林縁などに生育する多年草です。
黄金色の細長い花序が、和名「金水引」の由来です。赤い花のミズヒキはタデ科、本種キンミズヒキはバラ科で、異なる仲間です。
果実はいわゆる「ひっつき虫」で、フック状の細い棘が密生し、衣服や動物の毛などに引っかかって散布されます。
【生薬名】リュウガソウ(竜牙草)
【薬用部分】開花期の全草
【用途】民間療法では乾燥品を煎じて下痢止めに、また口内炎の消炎に用いる
【成分】アグリモノール、タンニンなど
【分布】日本、中国、朝鮮半島、千島

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