季節の花(東京都薬用植物園)
アミガサユリ
(ユリ科)
撮影日 2021-03-24
植物のある場所 漢方薬原料植物区、林地ほか
地下にある鱗茎が二枚貝のような形状であることから、別名および生薬名をバイモ(貝母)といいます。
蔓性植物ではないにもかかわらず、葉の先端が巻きひげとなって近くのものにつかまる性質があり、柔らかい茎が倒伏するのを防ぐのに役立っているようです。
【生薬名】バイモ(貝母)
【薬用部分】りん茎
【用途】漢方処方用薬:鎮咳、去痰、消炎作用(滋陰至宝湯ほか)
【成分】ステロイドアルカロイド(ベルチシン、フリチリン、ペイミンなど)
【原産地】中国