公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

イチリンソウ

(キンポウゲ科)

有毒植物

 

撮影日 2021-04-07

植物のある場所 ロックガーデン

林縁や草地に多い多年草です。ニリンソウよりも若干開花期が遅く、花ははるかに大きく直径5cm以上、花弁状の萼片は5枚からときに6-7枚あります。生活型はニリンソウと同様に、落葉樹林の林床が明るい春季に開花結実する春植物です。
イチリンソウ属はラテン語名でAnemoneであり、園芸のアネモネ(ハナイチゲ)A. coronariaも含まれ、世界に約150種が分布します。いずれの種も花弁に見えるものが萼片であることが共通しています。
【分布】本州・四国・九州

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